効果食べ方のエントリー一覧

栄養面からみた、納豆の効果的な食べ方

納豆を栄養面から効果的に、しかもおいしく食べるための豆知識を整理しておきましょう。

まず納豆は購入後すぐに食べてしまわず、冷蔵庫で2~3日間くらいは寝かせてから食べるとよいでしょう。

生鮮食品ですから、納豆菌の発酵は購入後もどんどん進んでいるわけです。したがって数日間寝かせておいたぶん、その発酵も進み、ナットウキナーゼビタミンK2・アミノ酸などの納豆が含んでいる栄養素の生成もアップするわけです。

ただしおいしく食べるには、メーカーの設定した賞味期限をやはり守ったほうがよいでしょう。

納豆の賞味期限は一般に5~8日後に設定されていますが、これは賞味期限を過ぎると納豆菌の発酵が進みすぎて、アンモニアの匂いが強くなってくるためです。

納豆


高品質の納豆はもともと香りが良いものですが、室温で納豆を保存すると発酵が進みすぎて味を損なう可能性がありますので、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

常温で保存した場合、納豆菌以外の雑菌が増殖し、納豆が腐ってしまうおそれもあります(発酵によってできる「納豆菌」と「腐敗菌」は、まったく別モノです!)。

発酵が進んで栄養価が増すのはいいとしても、美味しく食べられないのは困る…ということですね。

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納豆の糸の粘りに潜む、味と栄養

栄養面からみた、納豆の効果的な食べ方 の続きです。


納豆をほとんどかき混ぜずに食べている人もよくみかけますが、納豆の効能を十分に引き出していない食べ方はちょっともったいないですね。

納豆のあのネバネバとした糸の成分は、「ムチン」と呼ばれるタンパク質の一種で、ポリグルタミン酸と果糖の混合物です。

ナットウキナーゼはあの糸におおわれているため、胃の中で胃酸に溶かされずに済むと言われます。

ムチンは、強壮剤の成分としてもよく使われています。ムチンのなかのポリグルタミン酸はアミノ酸の一種で、納豆のうまみ成分を構成しています。

したがって、納豆をよくかき混ぜることによって糸を多く引くようになり、これによってうまみ成分も増え、美味しさが増します。


50~100回くらいかき混ぜてから食べると、十分に糸を引いてくれます。

醤油を差したり、ネギやカラシなどの薬味を入れるのは、よく粘りを出してから一番最後に行いましょう。

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